淡々と園芸日記

いろいろ育てて観察してみよう

宿根草の植え付け

先日買ってきたジキタリスやバーバスカム などの苗を中庭に植え付け。

去年作った暫定花壇をとりあえずこのままで使うことに。植え付けて夏越えしたルピナスはそのままで、腐葉土軽石苦土石灰を入れて置いたところに、ユーカリ 、ジキタリスやバーバスカム、フェスツカグラウカ、ビオラ、ヒューケラを植え付け。

本来は日当たりと風通しがよく水捌けの良い、しかし夏は西日の当たらない涼しい場所がベストらしいが、この温暖湿潤モンスーン地帯の我が家ではかなり厳しい。ここは比較的日当たりも良く夏場はやや日陰にもなる場所、だけど隣家の藪から蚊や害虫被害が激しいというデメリットも。ルピナスが夏に枯れなかったのでうまく根付いてくれるといいなあ。

紅葉したぺニセタムに日が射して美しい。隣のウェストリンギアはひと回り大きくなった。 

園芸コーナーで宿根草などを買う

ホームセンターの園芸コーナーを覗きに行ったら、色々秋植えの苗が出ていて案の定買ってしまいました。そろそろ場所が。

買ったもの

・バーバスカム ウエディングキャンドル 

・ジキタリス パムズチョイス

・ジキタリス ダルメシアンピーチ

エキノプス アークティックグロー

・スティパ エンジェルヘアー

・アンティービオラ

 

今年のビオラはニュアンスカラー的な色を選んでみた。しかしウチのような荒れた庭だとどんなもんかなと思う。買ったものはとりあえず鉢などに植え替え。

ついでに大きくなっていたラベンダーの苗などを2→3号鉢に植え替え。

小さいローズマリーは夏は耐えていたものの秋になってから枯れてしまったけど、意外とラベンダーはひとつも枯れなかった。

ドラゴンフルーツも10cmくらいまで成長。あの種がこうなるとは不可思議だ。これだけ刺々しいのに虫に喰われてしまったものもある。

南側の庭づくり

今日は空き地になっていた日当たりの良い南側の庭に、草花の種まきと定植をした。

去年の残りのミックスフラワーガーデンの種(矢車菊、花菱草、ダイアンサス、ラークスパー、アグロステンマリナリアなど)とニゲラ、オルレア、ネモフィラをある程度のスペースごとにまとまった感じになるように直接まき。今年の結果を踏まえて、背の高くなるのは後ろ、低いのは前になるように。

その隣には去年2021年の春にポットから育てて8号鉢サイズまで大きくなったラベンダーを並べて定植。まず去年の秋にアラビアンナイトを定植してみたら枯れずによく育ち花も咲いたので、今度はロングホワイトとセビリアンブルーを植えてみた。鉢から抜いたときはまだそれほど根が張ってる感じではなかったけど、上手く根付くかどうか。

挿木で増やしたポットのラベンダーやローズマリーが15~20cmくらいになってるのでそのうち鉢まししたい。上手くいけば来年花が咲くかも。植える場所はどうしようかな…

それからついでに西側にも草花の苗を定植。デルフィニウム 、シロタエギク、ロシアンセージ。こっちは夏は西日がきつく冬は風が強い。デルフィニウム は実生で育てたものでひょろっとしている。夏の後枯れそうだったけどまた新芽が出てきた。

種まきと定植して水撒きしたところ。

秋まきした種もぼちぼち発芽してきた。日陰から日向に移動。

秋の種まき

8月23日に冷蔵庫まきを試したデルフィニウムの種、 発芽発根してきたものを培土に植え替えました。発芽率は5割以上で5ポットに。

ついでに秋まきの種まきもしました。ラークスパー、ハナワギク、アスター、ヘリクリサム 、ニゲラ、フェスツカグラウカなど去年などに育てて気になったもの。数ポットずつまとめてまき、来シーズンは群生させてみたいと思います。

 

夏の終わり

そろそろ暑さも凌ぎやすくなってきた。庭に出てみると夏の間に色々大きくなったり枯れかけていたり。そして雑草の勢いもすごい。

一番大きくなったレモングラス 。小さい苗だったのが1m越えの大株に。

バジル。実生でも十分育って大きくなった。剪定枝はバジルペーストや乾燥バジルにした。

ガーデンセンターに行ったのでまだあまり種類が出てなかったけど秋植えの欲しいものを物色。買ったものは、シマイトススキ、ペニセツム ファイヤーワークス、ユーフォルビア ブラックバード、タピアン パープリッシュホワイト。秋は花よりグラスだな。

 

ドラゴンフルーツなど発芽

今年の春に撒いたドラゴンフルーツ の種が思った以上に発芽して育っている。

見た感じサボテン。こんなふうに生えるとは驚き。

密集しすぎているので間引き。間引いたものも植え直してみた。

オージー系の実生はしばらく生えてこないのでダメかと思っていたら、かなり暑くなってから銀葉アカシアのみ発芽した。何が発芽のスイッチだったんだろう。暑さ?

 

今年は暑い。6月末に急に暑い日が続いたり梅雨明けが例年より早かったり、7月末からは猛暑で35度越えだったり。異常気象で動物も植物も夏バテ気味の様子。草花の苗も小さいものはけっこう枯れてしまった。

しかしコーデックスやサボテン類、パッションフルーツなどの南国原産、ユーカリなどオージー原産はさすがに暑さに強い。

苗木などの成長

昨年くらいから育てている苗木などが半年ぐらいでどのくらい育っているか見てみます。

つるアイスバーグは花後に一旦切り戻した状態。どんどんよく伸びる。

モッコウバラ黄はアイスバーグに比べるとまだ控えめな成長ぶり。

エルダーフラワーは縦には伸びずに根元から枝が増えてきた。今年は横に枝葉を増やす感じかな。

ウェストリンギアは枝の先でさらに枝分かれしてきた。この苗は2本が1つの鉢で育ってる状態なのでできれば株分けしたいところ。土を落として株分けできるか、土ごとざっくり2つに分けた方がいいか、ダメージの少ないやり方を調べ中。

冬からずーっと咲いてきたビオラもそろそろ花が終わりそう。種が出来てきた。

フェスツカグラウカ、シロタエギクとビオラ。ほぼ放ったらかしでも元気。フェスツカは葉が青味がかってきた。

パッションフルーツとミューレンベルギア。パッションフルーツは最近ようやく葉が伸びてきた。

ウスネオイデス。室内で所々枯れ始めたので外の木陰に吊り下げたら息を吹き返した。このまま外で育てた方がよさそう。

 

もうすぐ咲きそうなラベンダー

ブルーベリーの実

定植したローズマリー トスカーナブルー。

鉢植え色々。ローズマリーレックス、レモン実生、ローズマリー立木の何か。

コモンセージ。なぜか下葉が枯れてきた。あと猫草(エン麦)

スペアミントハーブティーにしたら美味しかった。でもまだ大きくないのであまり食用に使えないというジレンマ。

勢いよく増えているセダムにも花が。

ミックスフラワーガーデン開花〜花後

まだ咲いてなかったものも咲いてきました。

A スイートピー

白とピンクの花。思った以上に蔓が伸びているのでもっと大きめのスペースでトレリスとかに誘引すればよかったなあと。

B ルピナス

濃い紫や薄紫の花。葉がけっこう虫に食われやすい。ようやく大きく育ってきたので夏越しして大株に育つといいなあ。

C ハナワギク

鉢の方は花は終わりで、このままタネを取る予定。地植えはこれより小さく遅れて開花。

ダイアンサスやナデシコ、カスミソウには虫が集中、花もけっこう食われてしまった。カレンデュラもアブラムシと虫食いが多い。ポピーにはつかない。アレロパシー

H ヤグルマギク

濃い青、紫、薄い青、薄いピンクなどの花。これくらいまとまって咲くと見応えがある。次は種類ごとにまとめて咲くようにしてみようかな。とても丈夫で育てやすい。

I スターチス

花はピンク、青、白。鉢植えの方はそろそろ花が終わり、地植えの方が咲き出した。今年は雨が多いけど地植えでも大丈夫そう。

K ヘリクリサム

濃いピンク色の花。雨が降るとしっかり蕾を閉じてしまう。明らかに他と違う場所の植物という感じで面白い。この光沢のせいかアリもたくさん寄ってくる。

ヒナゲシも開花。やはり好きな花。

これで大体秋まきした種からの草花は出揃ったかな。せっかくなので種をとって枯れるまで見ておこう。

 

アイスバーグ散り始め

満開になってこの後、雨でだいぶ散ってしまった。

今年は土を変えて肥料も入れたせいか沢山咲いた。最初つぼみがピンクがかっていたけど、低温気味だと原木の特徴が出やすいというのでそのせいかも。

今のところ病気や黒点は出ていない。鉢植えの方が泥はねや地面からの虫を防げている感じがする。

種まき、胞子まき、色々作業

ディクソニアの胞子まきをした。前回の反省を踏まえてカップに熱湯でもどしたジフィーセブンを敷き、胞子を前よりも多めに撒いた。水多め・少なめで2個分。これだとジフィーでなくピートバンでいい気もする。

去年の秋にまいて8ヶ月目のディクソニアの様子。冬越しして枯れなかったのでまあ良しかなと。広がった前葉体?と小さい前葉体が数個。ジフィーセブン もだいぶ年季が入ってきておりコケのようなものも生えているので大丈夫そうなところをとって移植。根?が不織布に絡んでいて手こずった。

大きい方はよく見ると丸い何かも見える。もしかしてこれはシダではなく他のコケなんじゃないかと…。水は沸かした井戸水だとやっぱりまずいかもしれないので、薬局で買った蒸留水にして様子をみようと思う。

そして分けて頂いたオージー植物の種まきもした。これはカリステモンの種。どれが種かいまいち不明のまま、ジフィーセブンと種まき用土に分けて撒いた。

あとグレヴィレア の種もジフィーと種まき用土にまく。オージーものは熱湯につけるなどしてまくと発芽率が上がるという話なので、試しに熱湯処理あり/なしもテスト。木酢酢はうちにないので出来なかったけど、そのうち試そうかな。

いつものポリポットに種まき用土スタイルの方。右上からグレヴィレア 、銀葉アカシア、カリステモン、あと葉ねぎ。うまくいくかわからないけど気長に待とうと思う。

そしてさらに春に挿木を試したローズマリーとラベンダーをポットあげ。

今回ルートンを使ってみたところほぼ全部が発根という結果!時期など良かったせいもあるだろうけど驚きました。

ラベンダーが20、ローズマリーが4。

種で増やすよりも挿木の方がいいのかもしれない。ラベンダーは何度もトライしてるけど暑さで枯らしてしまうのでこうして増やしつつ育てるのは一つの手だな。結局ヒドコートもグロッソも去年の暑さで枯れてしまったし。

 

今年は5月でもなかなか晴れが続かない。早速蚊も出てきて庭仕事に最高の時期もそろそろ終わりかな。いろいろ手を出し過ぎて管理も大変になってきたので少し休憩しようかと。

花壇の成長の様子

まず中庭に作った暫定花壇の様子。日当たりは半日ぐらいで少し日陰。

3月20日定植

4月1日 同じ位置からの様子

5月19日 ほぼ同じ位置から
すでにジャングル化。ここまで成長するとは思ってなかった。特に矢車菊が大きくなりすぎ。花菱草が繁りすぎたので既にけっこう間引いてます。いやー植栽難しいですね。

正面の南側からの様子。こっち側はわりときれいめ。

横(東)側からの様子。背の高い矢車菊が南側にあるので、ルピナスナデシコなどが陰に入ってしまっている状態。このままだとあまり育たなそうだし、夏に向けて間引いた方がいいかも。矢車菊や花菱草は、花も綺麗でよく咲いてよく育つけど他の草花と一緒に植える時は勢いに注意だなあ。

 

次に西側道沿いに植えた苗の様子。日当たりは午前日陰で午後は日向。

3月20日定植の様子

5月19日の様子。この位置からだときれい。

手前からカレンデュラ、花菱草、ラグラス、サルビアネモローサ、アスターなど、カスミソウ。サルビアネモローサだけ苗で追加。

実際はまだけっこうスカスカ。宿根草が多めなのでこれから育って大きくなるはず。

来年は背後の空きスペースに縦に伸びるタイプの花でも植えようかなと思う。ジキタリスとかデルフィニウム 、バーバスカム、アカンサスとか。

ボーダーガーデン風に、手前に葉っぱとかグラスを植えても良さそう。アサギリソウ、ヒューケラ、ギボウシとか。

黄色とクリーム色の花菱草は繊細な印象。横にラグラス。

アスター これはたぶん秋咲き。どんな花が咲くかな。

キク科のサツマギク?苗が未成長だったせいかこの状態で開花してしまった。

ヘリクリサム  花がカラカラに乾いていて硬い、変わってて面白い。

やはり勢いがすごい矢車菊

山椒の木の木陰にギボウシラムズイヤー 、サルビア、エルダーなど。グリーンのみでも、なんかいい感じ。植木鉢の方がやりやすいかも。

春に撒いた種の発芽

種まきしたものがどんどん発芽中。この時期は草花の成長する勢いがすごい。ソバ、チャイブ、ミツバ、ドラゴンフルーツ、それからタイムとバジルなど。食べられるのばかりだなー

オルレアは多分種が古いせいか、発芽しなかったので苗を買いました。

ソバはもう花まで咲いている。こんなに早いもの?プランターに植え替えようかと思ったけど、直播でもよかった気がする。

セダム ゴールドマウンド(ベンケイソウ科マンネングサ属)

冬に植え替えたセダムにも黄色い花がたくさん。

アデニウム・オベスム キョウチクトウ科アデニウム属 アフリカ、アラビア

冬に葉が落ちたアデニウムも再び葉が。外に出したけど今年はなんだか雨が多いので心配だな。

 

ミックスフラワーガーデンも開花

ミックスフラワーガーデンから育った苗も次々に開花中。4月以降の勢いが早くて追えてないけどなるべく記録しておこうと思います。

C ハナワギク、クリサンセマム・カリナータム キク科シュンギク属 北アフリカ、モロッコ

花は派手派手なのかと思いきやこれは渋派手な色味。モロッコ原産という感じ。クリサンセマムといえばアフリカンアイズ、似ているけど近いのかも。鉢植えの方が先に開花、地植えはまだ。

D アグロステンマ、ムギセンノウ ナデシコ科ムギセンノウ属 ヨーロッパ

 ラークスパー、千鳥草 キンポウゲ科ヒエンソウ属 ヨーロッパ

ひばりの蹄という意味だそう。言われてみればそうかな。花が咲くと濃い青になる。デルフィニウム にちかい種類だけど小型で育てやすいそう。

F ダイアンサス ナデシコ科ダイアンサス属 ヨーロッパ?

これは葉が細くて花が集まって咲いている、ヒゲナデシコ かな?

E カリフォルニアポピー、花菱草 ケシ科ハナビシソウ属 北アメリ

まとまって咲くときれい、がこの剛健さは増えると大変そうかも。他の苗がおされて育たなくなってるので一部刈り取り。ほぼオレンジ色だけどクリーム色の花も一つあり。

G アスター

H ヤグルマギク 

I スターチス イソマツ科イソマツ属

鉢植えの方から開花。スターチスは切り花などで知ってるようでいて、育ててみると他とは変わった生態で面白い。

J ムラサキハナナ

K ヘリクリサム、帝王貝細工 キク科ムギワラギク属 オーストラリア

いかにも乾燥に強そうな見た目の花、アリがすごく寄ってくる。雨が多いけど大丈夫かな。

M カスミソウ ナデシコ 科カスミソウ属 地中海沿岸

鉢植えも地植えも開花。知ってるカスミソウと比べると大きめの花のような。背丈も高めで倒れやすく支えが必要。

N,O リナリア マロッカナ オオバコ科リナリア属 モロッコ

丈夫で開花時期が長い。こういう小さい花の方がわりと育てやすいのかなと思う。育ててみると良さが分かってきた。

ミックスフラワーガーデンは一つの袋からずいぶんたくさんの種類の草花が育って楽しめる。種から育てると時間はかかるけど、その分植物をよく観察することになる。花に重きを置かない育て方になってくるというか。この後もタネができて枯れるところまでなるべく置いておく予定。初めは観察、応用の景観作りはその後で。

ワスレナグサ ムラサキ科ワスレナグサ属 北半球温帯

キュウリグサ ムラサキ科キュウリグサ属 アジア

一番微細なタネから育って、花が咲いてやっとワスレナグサと判明、と思ったけど小さいのでキュウリグサ(野草)か。多分紛れ込んだ種から発芽したもの。

ラグラス

他のタネから育てた草花も育ってます。あちこちに植えたけどどれも枯れずに青々してる。

ネモフィラ 

雨が多いのか水のやりすぎか徒長気味で乱れてきた。かと思うと水切れすると一気に萎れたりけっこう難しい。地植えより鉢植えの方が育てやすいかも。結局青い花は咲かず。

バジル

去年の秋に零れ種から育って、室内冬越しを試したもの。無事に春を迎えて葉を増やしてきた。先の方がムラサキがかっている。サントリーのブランド苗だけど、何バジルなんだろう?

ラムズイヤー 

鉢植えからはみ出すぐらい葉も大きくなっている。ふわふわ〜で触ると癒される。地植えにしたいけどこれから梅雨でダメにしそうなのでこのままにしておこうかと。

サルビアネモローサ

濃い紫色の花穂がきれい。気に入ったのでもう一つ苗を買って地植えにした。これとグラス系葉物を並べて植えてみたい。

アイスバーグ開花

冬に掘り起こして鉢植えにしたアイスバーグが咲き始めた。

大株に育ってつぼみもたくさん付いた。これから咲くのが楽しみ。やはりバラは良いですね。

去年挿木して育てている苗も咲き始めた。剪定枝を10本くらい挿して2本が成功。

 

モッコウバラも5月初旬に開花。が、この時期は忙しくて写真を撮り忘れてしまった。ひと段落した頃にはだいぶ花が萎れてしまっていて、水が足りなかったのかも。

2〜3年目で大きくなるらしいので地植えも考えておきたい…場所がないけど。

バラは難しいけど他の種類も育てたくなるのがよくわかる。もっと自由な時間と広い庭があればやるかもだけど無理そうだな実際。

花菱草が開花

花菱草が次々にオレンジ色の花を咲かしている。昼間は開いて暗くなると閉じるを繰り返して咲く。

このとんがり帽子のような萼?が脱げると花がふわっと開く。

最初は丸まっているけどすぐに花びらが広がりだす。

咲いたばかりの状態。

しばらくして花びらが落ちたところ。

虫食いもなく丈夫で手がかからない。自然に群生させるのも良さそう。